【更新:12月19日現在 紅葉の状態:見頃終了】
京都 曼殊院 紅葉(4K) Youtube
曼殊院は、春から秋にかけて自然の木々や花が、とても美しい景色を作り出す門跡寺院になります。さて、その魅力や歴史について、紐解いていくとしましょう。
白い水平の線が引かれた壁は、皇族が住職である証と言われてきました。この白い水平線が、お寺の格式の目安になったとも言われ、5本線は1番格式が高いお寺になります。さてこの寺院は、なぜ曼殊院という名になったのでしょうか。その由来として上げられているのが、漢字一文字ずつの意味を足した物と言い伝えられています。簡単に言えば、長く長くお寺が続く様にとの願いを込めて、この名になったと言われています。
このお寺の始まりは、1200年以上も前の事になります。最澄が阿弥陀如を比叡山に安置し、堂を建てたことが、曼殊院の始まりです。その当時の堂の名前は残されてはおらず、曼殊院という名になった年月は残されています。その年は、1108年の事と言われて、現在の位置に移されたのが、1656年になり、そこからさまざまな歴史をあの地で見てきたと言えるでしょう。 [hr][/hr]
曼殊院の御朱印
こちらで通常頂く事が出来る御朱印は、「竹乃内御殿」と「黄不動尊」の2種類になります。限定の物は、「青もみじ限定」の御朱印になります。こちらの限定の御朱印は、皇室ゆかりの菊の紋と青もみじのスタンプが押されています。御朱印は、本殿を正面にして右側にある授与書で頂く事が出来ます。またこちらでは、オリジナルの御朱印帳も販売されています。 [hr][/hr]曼殊院でしか見られない絶景とは
桂離宮を創始された親王の親族である良尚法親王が作られた曼殊院。
だから曼殊院の大書院・小書院は「桂離宮の新御殿」や「西本願寺の黒書院」と並んで数奇屋風書院の代表作で、書院の釘隠しや引き手、欄間などが桂離宮と共通した意匠がみられ、曼殊院は『小さな桂離宮』といわれています。
曼殊院の幽霊の掛け軸とは
曼殊院の中で、紅葉や青もみじの他にも、ちょっと変わった魅力もあります。それが幽霊の掛け軸になります。こちらがあるのは、御殿の台所近くの廊下になります。幽霊の掛け軸は、2枚掛かっており、暖色の白熱電球で照らされています。幽霊の絵自体は、大きさはそんなに大きくはないのですが、掛け軸の4分の1程度に描かれています。掛け軸の所には、撮影厳禁と注意書きがしっかりされてあります。その横には「撮影されますと差し障りあることが起こることがあります」と書かれており、やはりそれ程の事が今まで起きてきたという事が予想されます。他では見られない少し怖い名物とも言えるでしょう。 [hr][/hr]
曼殊院へのおすすめのアクセス方法
こちらに行くにはバスがおすすめになります。京都駅からの所要時間は、約1時間2分になります。まず、JR京都駅中央改札口を出ると、目の前がバスターミナルになります。そこのA1乗り場より5号系統の岡崎公園・平安神宮行きか銀閣寺・岩倉行きに乗車しましょう。京都駅からは、27停留所目の一乗寺清水町で下車しましょう。そのバス停から徒歩約18分で到着します。バス停を降りてからの道順を事前に確認しておくと、スムーズにたどり着く事が出来ます。
旅行のプランで、あまり時間がない方は、タクシーであれば約20分で到着できるので、プランに合わせてアクセス方法を変えるのもいいでしょう。
叡山鉄道の一乗寺駅からは、徒歩15分くらいです。 [hr][/hr]
曼殊院の詳細
■住所
〒606-8134 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
■電話 075-781-5010
■時間 午前9時~午後5時
■参拝料金 一般600円、高校生500円、中小生400円
■駐車場 50台有。無料になります。
■電話 075-781-5010
■時間 午前9時~午後5時
■参拝料金 一般600円、高校生500円、中小生400円
■駐車場 50台有。無料になります。
一乗寺駅から、曼殊院の周辺のおすすめスポットは
圓光寺
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詩仙堂
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さて紅葉の美しさでは、京都の中でも有名な曼殊院に足を運んでみませんか?紅葉はもちろんの事、小さな桂離宮と言われる庭園と書院との景色は圧巻です。今年の秋は、大事なな方と曼殊院でゆったりと紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか?