
洛西における紅葉名所にして西国三十三箇所の二十番札所、善峯寺。山の中腹に開かれた境内に入り、拝観コースを順を追って眺めていきましょう。行程の中では、善峯寺の復興に尽力した桂昌院の話をはじめ、隠されたエピソードの数々が楽しめます。併せて隣接する三鈷寺まで足を伸ばしておけば眺望の旅が完成します。
洛西の名刹、善峯寺。紅葉の名所としても名高いこのお寺のご紹介を改めて。西山との山号をもつお寺の名前は善峯寺とも善峰寺とも記されますが(場合によっては良峯寺)、山門に掲げられている伝後鳥羽天皇宸筆の扁額「善峯寺」が公式には寺号とされています。その山門をくぐって境内を小一時間かけて一周してくるのが、基本的な拝観コースです。桂昌院による善峯寺復興プロジェクト
